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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    真昼の決闘 

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    去年の暮、近くの山道でつれ合いが1匹の子猫を拾った。男の子だった。
    空腹と不安からか走り寄ってきたのだ。痩せて鼻水がたれていたのが少し気になったのだが、濡れタオルできれいに拭き取って、餌を与えると、喉をゴロゴロと鳴らして少し元気になった。

    しかし、その小康状態は束の間のことだった。おそらくすでに「猫エイズ」を発症してしまっていたのだろう。数日で体調を悪化させ、病院に連れて行くまもなく、ある朝布団の中でつめたくなっていたのだ。その日は時雨交じりで寒い朝だったが、濡れるのを厭わずスコップで穴を掘り丁寧に埋葬して、そこにお線香を焚いた。

    呼べば返事をするし、人懐っこくて性格も良かったので、家の中は暗い気分でいっぱいになってしまった。

    しばらく猫を飼っていなかった。現在の猫ブームは、実は私には第2次ブームである。猫のブームは長毛の外来種が流行った80年代に最初のブームが訪れている。そしてその頃、私もヒマラヤン種のおっとりとした性格が気に入って飼い始めたのだった。3代目まで育てたが、私自身の入院や闘病もあってそこで諦めた。

    だから猫の習性も、飼い方も病気の対処法も、たいがいなことは理解している。何かをしようとしてミスったときに、間をつなぐようにすっとぼけて顎あたりを掻いたりするような動作など、何度もからかって笑ったことがある。

    わずか数日間の子猫との出会いが、久し振りにつれ合いの心の琴線に響いてしまったのだろう。年が明けたある日、家に新しい子猫が現れたのだ。聞けば、町のペットショップに託されていた(誰かに拾われたか捨てられていた子猫だろう)子猫を、賛助金を置いて手に入れて来たのだという。雌猫で、「猫エイズ」の兆候もなく元気そのものだった。先住民たる犬にもすぐに慣れて、旺盛な食欲を発揮するようになった。まあ、最初に風呂に入れたときには絶叫して飛び跳ねたが、それでもドライヤーをあてるときにはおとなしくなっていた・・・。

    あれから約半年。今や、11歳の犬をも手下にする女ボスになっている。

    これは真剣にじゃれ合う「真昼の決闘」。

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    すでに後期高齢老犬の部類となった11歳の愛犬も、毎日じゃれ合う楽しみを覚えて、何となく若返っているようである。








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    category: ワン・ニャン

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