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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    金魚を飼おう⑨~ランチュウの成長・8か月目に突入 

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    ミレニアムを迎えたとき、希望の新世紀を楽観的に信じていたのが、愚かしくも懐かしい。
    ここのところ日々、滅びの終着点に向かって突き進んでいるような世相に怖ろし気な印象を持たざるを得ない。
    安保法制成立から今は共謀罪という新治安維持法の画策の段階に至り、知らず知らずのうちに憲法改正すら射程圏に入っている。

    挙句の果てに、現代日本版ヒトラーユーゲントとも言うべきM学園の存在も、金銭スキャンダルがらみで明らかになった。まだ判断力もない幼稚園児が帝国憲法下の法制である「教育勅語」を懸命に暗唱する教育手法に、これがかつて首相の語り掛けた「美しい国」の本質なのかと思うと、薄気味悪さしか覚えようもない。ならば待っているのは、次の東京五輪は、かの1936年ベルリン五輪の再来となってしまうのだろうか。

    それにもまして薄気味悪いのは、本来「思想」というのは理念であるはずなのに、某日本会議の幹部が運営するM学園の手法が、「思想」の名を借りたヘイトと政治人脈頼りの邪ビジネスという腐臭が漂っていることである。それは、現憲法が目指した人権尊重のフェアな社会からすると、真逆のアンフェアさであり、庶民の義憤を駆り立てるものだというしかない。残念なことだ。

    ファーストレディが支援者であり、つい最近まで寄付をも呼びかける名誉校長だったという。事態が表面化して、HPの記載が閉じられたと聞くが、公人としての存在を踏まえると、まるで漫画の世界だ。当初から、偉大な人「安倍晋三記念小学校」というプラニングさえあったともいう。それを、提案した側もそうだが、受け入れた側の節度の無さや厚かましさには、もはや呆れて言葉もない。

    それにしても、日常の生活に追われる中で、いつの間にか築かれてしまった格差と忠誠が強要される社会の息苦しさは、今を苦しむ子供たちや、大きなチャレンジの可能性を閉ざされる多くの若者や、家族を営むこともできない独身の中年層のことを思うと、結果的には国力低下にならざるを得ないと確信するのだが・・・・。

    こんなことを考えても、山の狭間の片隅で暮らす私では、文句にもならぬ単なる愚痴でしかないのは充分に判ってはいるのだ・・・。
    嘆かわしさに涙も枯れてしまった。

    で、追い詰められるように、ランチュウ飼育で気分をまぎらわしている。

    飼い始めて8か月目に突入。この冬は、昼間になるとサーモスタットを使わない室内の自然水温は16度ほどに上がっていたから、結局は餌断ちの冬眠はさせずに、2日に1回ほどの少量の餌を与え続けていた。フンが出るので、10日に一度は飼育桶の水替えも続けていた。

    で、痩せることもなく体調は順調で、頭から鼻あたり(金魚に鼻があるかどうかは別にして)の肉瘤も次第に大きくなってきたようだ。

    すでに3月を迎えているから、無事に冬を越して、これから水温の上昇と共にどんどん動作も活発になるだろう。手はかかるが、その分可愛さも増してくる。

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    このままランチュウとして立派な姿を完成させて欲しいと願うばかりだ。

    直径50cmほどの飼育桶に安価な小型のエアポンプと昔からある箱型のエアフィルターに餌と水を用意すれば、この小宇宙を醸し出す道楽は始められる。その小宇宙を自分だけの理想社会とイメージすることさえできる。住民は金魚だ。

    ときおり水面を覗いてのっそりとした泳ぎを眺めていると、いかがわしいこの世の在り様も一瞬忘れられる。そうまでしないと、この、何だか判らぬまま沸き起こってくる現在の逼塞感を抑えることができない気分なのだ。

    せめて本物と偽物を見分ける審美眼を、社会そのものが持ち得て、生きる人々が互いに笑顔で批評しあえる世の中になればと願うばかりの今日この頃である・・・。





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    category: 金魚を飼おう

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