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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    変貌~駒木地は生きている 

    昨日、駒裏の表情を眺めていて、そう言えばと思いました。

    例えば、手元にある「宗歩好」。この、島黄楊柾目の駒は、出来上がったばかりのときはどんな顔をしていたのだろうか?と。

    確かその時点での駒師由進が撮った駒写真を保存してあったはずです。

    で、気になってファイルを開いてみました。

    アレッ!?

    私は、思わず声を上げてしまいました。出来上がったばかりのこの駒は、何の変哲もないごく普通の島黄楊柾目の駒でした。おぼろげな記憶では、駒木地になってからそれなりの時間が経過していたようですが・・・。

                2012 3月 由進 宗歩好

    それが、完成して1年半経ってみると、昨日UPしたような駒に大きく変貌していたのです。内側から斑の模様までが浮き上がってきました。毎日のように眺めていると、最初の姿はいつの間にか忘れてしまっていますから、逆に新鮮でした。

                
                DSCN1077.jpg     DSCN1017.jpg


    元々変わる要素があったのでしょうが、変われば変わるものです。途中でしたのは、たまにジーンズ生地にイボタ蠟を塗りつけて磨いたこと、それに最近施した私流「古木風仕上げ」だけなのです。

    それでここまで変化するのですから、やはり駒木地自体が生きているという証なのでしょうね。時が刻まれて、駒に少しづつ風格のような風情も生まれています。

    最初から個性をはっきりと主張する高価な駒木地も、未来の変化を明確に見定められるという意味で魅力的ですが、安価な柾目木地だったこの駒を通して明日どんな変化を見せるか予測もつかない楽しみもあると思えるようになりました。

    今は、最終的な表情がどんなものなのかと、早くそれが見たくて、何となくワクワクしています、ハイ。






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    category: 将棋駒

    thread: 極私的将棋駒の快楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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