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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    合流~11月22日夕刻 

    由進作 左馬・幸運駒②

    11月22日夕刻。

    池袋で、私は駒師出石(由進)と7月以来4ヶ月振りに会った。由進は、名古屋から横浜と身内と再会しながら、今日は木地師杉享二、駒師蜂須賀芳雪と昼間に会い、駒談義を交わして、夕刻に池袋に来たのだった。

    例え時間が空いたとしても、まるで昨日会っていたように、また今日も会えるのは、実に心地良い再会となる。そこには心を隔てる壁がないからだ。

    「やあ、やあ」
    「これは、これは」

    そんな雰囲気で、また今回の物語が始まっていく。

    そのまま今日の宿泊ホテルにチェックインして、それぞれの部屋でひと休憩。

    夜、7時半頃、5人のメンバーが揃って、今宵の宴が始まった。

    揃ったのは、駒師出石、竹井粋鏡、私に、将棋世界田名後編集長、それに自らを駒師出石の2番弟子と自称する杉並のMさん。粋鏡氏は上板橋で電車車両事故に遭遇して急遽タクシーを飛ばして駆けつけ、そろそろ校了が近い田名後編集長は忙しいさなかに時間を見つけ出して合流し、杉並のMさんも仕事場から一心不乱に駆け足で駆けつけた。

    それから5時間。賑やかに、そして明るく宴が過ぎて行った。いろんな話が出たが、正直に言えば、話題がいろいろと出過ぎて今の時点では、あまりはっきりと思い出せない。まあ、男共の井戸端会議だから、そんなものかも知れない。

    ただ将棋連盟とタイアップした「将棋世界」の駒師特集は、来月号から始まるようだ。第1回は駒師富月。出石は来年2月発売号だということだが、あと残り4作の駒制作が間に合えばという条件付きだ。どうやら何とかなる目処はあるらしいが・・・。それにしても、駒と読者をしっかりと結びつけるこんな企画は、これからもどんどん続いていくことを祈って止まない。

    酒とおしゃべりに疲れて目覚めた朝、昨夜遅くまであっていた竹井粋鏡氏の元に向かう。酒に疲れた胃を、1杯の蕎麦で癒して、東武線に乗った。

    今日は、粋鏡庵で「佐藤康光将棋教室」が開かれるのである。

    ただその前に、今回きちんとやっておかねばならないことが、粋鏡氏と駒師出石にはあった。

    それは、うん、もう明らかにしても、多分支障はないだろう。

    実は「佐藤康光書」の盛上げ駒の最初のテイクが、佐藤康光前王将9段に晴れて提示されたのである。

    思えば半年前に、佐藤9段は、自らの書を書き上げていた。扁の縦線や文字の止とそこから跳ねる払いに独特な個性を持つ佐藤9段の書が、その後駒師出石によってその個性を生かしながら駒字に起こされ、つい最近ようやくにして最初の盛上げ駒が完成した。そのまま行くか、もう一度手を入れて最終形を目指すか、竹井粋鏡氏を交えて、佐藤9段と出石、そしてお邪魔虫の私も同席させていただいて、それぞれが感想を寄せ合った。

    今日の結論は、佐藤9段の他にはない独特な個性をさらに生かした作にしようという総意に至ったが、出来たてホヤホヤの盛上げ駒は、まずは今日の佐藤教室でデビューしたのである。

    私自身は、明日JC 招待の準備もあり、午後一の時点で後ろ髪を引かれながら粋鏡庵を後にしたが、今日の「佐藤教室」は、盛会となったと思う。

    粋鏡庵の玄関を出るとき、出石に向かって手を振って別れたが、互いにもうそれだけで良かった。

    駒師出石は明日愛知豊川に寄り、八幡浜へと帰る予定である。帰れば、盛上げを待っている4組の駒がある。これが終わらなければ、田名後編集長が困ることになるから、その責任は重い。


                              2013 11 佐藤康光書

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    category: 日々流動

    thread: 極私的将棋駒の快楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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