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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    由進・出世駒「淇洲」入手~横浜のHさんから 

    2013 6月 由進・淇洲   22013 6月 由進・淇洲

    今日は、朝から東京で打ち合わせ。先ほど帰宅したら、横浜のHさんから、先週末に入手したばかりの由進作「淇洲」島黄楊柾目盛上げ駒の写真が届いていた。ありがとうございます。

    このHさん、長男が4月から晴れて志望校に合格して高校に通い出し、心密かに将棋部にでも入ってくれたらなあと希望していたところ、一念通じたか将棋部に入部して、今は毎日対局をこなしているという。

    私が心配するのは、このまま若さゆえの柔軟な吸収力で、いっきに強くなり過ぎたら、お父さんの権威が保たれないのではないかと言うことなのだが、うん、たぶんそうなってしまうだろう。3年後には早慶を志望する予定の息子なら、まず間違いなく棋力は日々高まって行くに違いないからだ。

    それでは父の沽券に関わると、このHさんは、実は去年の段階から手を打っていたのだ。

    それは、出世駒とされる「淇洲」の盛上げ駒を、由進に注文依頼していたことだった。由進作盛上げ駒、源兵衛清安に続き2作目の注文だった。

    その駒が、父の日を目前にした先週末に完成して届いたのだ。島黄楊柾目の、きちんと筋の立った良い風合いの木地で、育てて行ったら楽しみの多い素質ある駒となって完成した。

    父の日に、父から息子へプレゼント(そうは言っても本当に息子の手に渡るのはまだ先だろうが)が用意されたのは、駒ファンならではの父性愛を感じてしまう記念すべき出来事だ。

    こんな駒を、家で身近に置いて将棋研究熱を高めたら、Hさんが長男から棋力の置き去りにされるのは早まるに違いないのだが、それもあるいは父としての喜びなのかも知れない。たぶんそうである。父と子の間に横たわる男同士の関係というのは、いつのときも緊張感が伴う複雑不可思議なものなのだ。

    それにしても、Hさんは良い駒を手にしたものである。この駒を使って、夏休みの間にでも、親子互いに威信を賭けた名人戦を家庭内で開催したら、どちらが勝者になるとしても(私は長男サイドに100$ベットしたいのだが)人生の記念すべきモニュメントになる筈だ。それもこれも由進84作の価値が生み出す賜物である。

    おまけにHさんは、こんな写真も送ってくれた。

    2013 6月 由進・淇洲4左に写るはのは、「駒師由進」本である。これを見たら、(負けるのを覚悟してでも)私はHさんへ100$ベットするのが、為すべき人の道なのかも知れない・・・。思わずそう思ってしまった・・・。

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    category: 将棋駒

    thread: 極私的将棋駒の快楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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