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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    ラッキーデイ? 

    昨日、病院で怪我の治療を受けた帰り道、ふと思いついて近くのブックオフに寄ってみました。

    とりわけ何かが欲しいというのではなく、ついででしたから。

    とりあえず趣味の本のコーナーへ。

    競馬本の棚には、何と私のものもありました。105円で売られていると、ちょっと哀しい気持ちになります。まあ、お買い得で喜んでくださる人がいるんだと、沈んだ心を奮い立たせます。

    すぐ隣に囲碁将棋本が数冊並んでいます。覗いて見ると、平成6年発行の「羽生の頭脳8」(ひねり飛車と相掛かりの巻です)がぽつんと置かれてありました。やはり105円です。 DSCN0757.jpg


    汚れひとつない状態でしたから、よしと思って中身も見ないでカウンターへ。

    車に戻ってゆっくりと開いてみると、新品同様のこの本は、何と、 


    DSCN0758.jpg  

    そうです。署名入りのものだったのです。柄にもなく、嬉しくなってしまいました。偶然にも、掘り出し物を手にして、得をしたような、そんな感じで。これは無欲の勝利でしたね。

    このとき思いました。果たして価値とは何なのだろうか?って。関心がなければ、105円で叩き売っても損失感は生まれず、関心のある側には、大きなお得感が生まれます。資本主義の大きな盲点に突き当たったような気がしてなりませんでした。

    さらに言うなら、熱い欲望の熱気で、関心と関心がぶつかり合うと、資本主義では高額な価値が生じるんです。誰も欲しがらなかったら、全ては二束三文なんですから。オークションなど、その際たるものです。

    人間というのは、日々自らの関心の中でしか生きていないのかも知れません。

    いずれにせよ、こんなささいで小さな幸運を引き寄せていると、それがある日突然大きな幸運に変化することを、勝負師たちは、体験で知っているんです。運の流れというのは、そういうものだと。

    ひょっとしたら、最近病や怪我で不運に見舞われていた私にも、ほんのわずかな流れの変化が訪れ始めたのかも。そう思うと楽しくなるので、そうだと信じておきましょうかねぇ・・・。
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    category: 将棋駒

    thread: 極私的将棋駒の快楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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    コメント

    二束三文

    鶴木様

    その後、お加減は如何ですか?
    羽生先生の署名入り本が105円とは、ビックリです。
    私は昔を思い出して、日本切手を集めていますが、
    1960年以降の記念切手は売値が額面割れです。
    オークションしかり、株価もしかり、原価を考慮しない
    資本原理はある意味恐ろしく感じます。

    鶴木さん、有卦に入るという言葉がありますが、
    これからよい運勢に入る時期であるようにお祈りします。

    横浜H #WYky.KDg | URL | 2012/12/22 07:13 - edit

    Re: 二束三文

    H様
    世の中、幸せの総量は決まっていて、それを手練手管、権謀術数を使って奪い合っていて、それを補完保障する制度が、どうやらキャピタリズムであるという印象を、最近募らせています。
    でも、自らに運が向けば、そこで狂い舞いをしてしまうのも、人間の在り様なのかも知れません。どうすりゃいいのさ、この私・・という心境です。あれ?このフレーズは、涙が滲んだ横浜辺りでしたっけ?・・・。

    Jun.Tsuru #- | URL | 2012/12/22 08:28 - edit

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