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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    敢えて駒の比較を~由進作巻菱湖 

    ここしばらくの間、ずっと考えていました。

    将棋連盟に行ったあの日、何故、由進の巻菱湖は、ショーケースの中から、私の視線を惹きつけて止まぬ魅力を発散してくれなかったのかと。

    まだ答えはありません。技術的に劣っている筈はないし、仕上げだって少しも手を抜いてはいなかったのに・・・

    25日、「怒濤流」の駒を届けるために上京する由進と、駒を届ける前に一緒に連盟にいけることになりましたので、私の感想の詳しいことは、そのときぶつけてみるつもりですが、その前に私なりに考えをまとめておかねばなりません。

    で、こんなことをしてみました。

    (名工の写真はネットで紹介されているものを使わせていただきました。駒ファンのためにご了承下さい)


    龍山龍山 菱湖   影水影水 菱湖   由進2012由進・菱湖

    木地の差はともかくとして、この3つの駒の違いがどこにあるか、もし正確にお判りになる方がいらしゃれば、後学のために、ぜひ教えてください。

    龍山や影水が紐解き、解き明かそうとした駒世界とは何だったのか?そのことによって、駒における美的世界はどこまで進化したのか?未来に向かって、これからを生きる駒作家に、今改めて問われているものは何か?

    そんなことを考えるだけで、駒ファンの底辺は広がりを見せるのではないでしょうか?

    「いや、今度の○○の新作はいいぜ。駒字が光ってる」
    「なに言ってんだよ。やはり△△さ。彫の魅力は、神々しいんだよ」

    そんな会話が、例えば昨夜の野球やサッカーの好プレー珍プレーを語るように日常化したら、素敵だと考えるのです。オークション中心の現状では、価格が価値を代弁しているように錯覚しがちですが、価格は時代に蔓延して流れる流行りであり、価値とはいつの時代にも通用する感性や美意識だと思えてならないのです。

    ついでですから、源兵衛清安も並べてみます。

    龍山龍山・清安   静山・龍山静山龍山・・源兵衛清安・②   由進由進・源兵衛清安

    皆さんはどう思われますか?
    もしよろしければ、まだ尻の青い書生の私に勉強させてくだされば幸いです。

     



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    category: 将棋駒

    thread: 極私的将棋駒の快楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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    コメント

    Re: Re: 駒の違い

    > キコリ様
    > ご無沙汰しています。
    > 今回は、いまだ青臭い私のブログへのご回答ならびに重要なヒントを与えてくださり、感謝いたします。
    > 昨日から泊まりで東京に出て所用をこなしておりましたので、連絡が遅くなりました。
    > 飽きるか飽きないかということは、本当に大事なことであることを、実は、昨日改めて確かめていたのです。
    > ほとんど使われていない影水の赤柾の淇洲、や長禄、巻菱湖、大正時代に土居阪田戦で使用された奥野の錦旗などの駒を改めて見る機会を得て、本当にそう感じました。
    > また龍山(清安)静山(安清・清定)の単駒を手に取ったとき、漆の息づかいを感じるようでした。仰るとおり、漆の表現をもっと学び、感じるようにしなければなりません。
    > また工房をお訪ねします。これからもよろしくお願いします。       鶴木 遵
    >
    > PS:キコリ様の元に最初に連れて行ってくれたM氏には、今も感謝しております。

    Jun.Tsuru #- | URL | 2012/06/26 12:07 - edit

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