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    Tsuruki Jun<鶴木遵>の原風景 《絶対零度》

    鶴木遵の本、新しい挑戦、趣味である競馬、将棋の駒、男の手料理、めだかやミジンコ飼育、犬猫のよもやま話、など四季折々に感じたことを発信していきます。

    佳境に突入した競馬の季節 

    埴輪馬

    桜が各地で開花し始めて、いっきに競馬の季節が佳境に入ったようだ。

    今週などは、ファンにはたまらない週末になったのではなかろうか?

    3月29日土曜日には、中山で古馬の一戦級が揃って日経賞(芝2500m)。阪神では、3歳馬による毎日杯。

    日経賞は、暮れの有馬記念でオルフェーブルの2着を確保した岩田康誠ウィンバリアシオンが、勝負処の3・4コーナー中間地点から、堂々と力強く捲り上げて圧勝。この戦法を選び取った岩田康誠の騎乗は、馬の能力に対する信頼と自身が漲っていた。さすがに世界のオルフェーブルと同世代で鍛え上げられたダービー2着馬だけのことはある。格の違いを圧倒的に見せつけた競馬だった。

    昨年の春天皇賞馬フェノーメノは、宝塚記念以来の出走で、最終追い切りを見る限り出走態勢は整っていたように思えたが、レースを見る限り、まだこの馬らしさを完全発揮できる状態ではなかったようだ。春天皇賞までにどう変わって来るのか?現在のウィンバリアシオンの好調さが際立っていただけに、本番までに大きく変身しなければならないだろう。

    毎日杯は、春クラシックの出走権を最後に手に入れようとした牡馬の闘いになった。ゴール直前に差し切ったのは柴田大知騎乗のマイネルフロスト。管理する高木登厩舎は確か初重賞制覇で、柴田大知も毎日杯は初制覇となった。昨年以来、本当に柴田大知は勝負強い騎手になってきた。あか抜けた派手さはなくとも、実に頼もしい存在であると言えよう。それが今、応援するファンにとってとても魅力を感じる柴田大知の個性となっている。最底辺の奈落から甦って、よくぞここまで自分のカラーを創ったと讃えたい。


    明けて日曜。いやまだ土曜の深夜と言った方が良い25時。ドバイから朗報が届いた。

    ドバイデューティーフリー(芝1800m)では、福永祐一騎乗のジャスタウェイが、直線外から豪快に追い込んで完勝。シルバーコレクターだったこの馬は、昨秋からゴールドコレクターに完全に脱皮して変貌を遂げた。競走馬の完成とはこういうことなのだというサンプル見本のようなチャンピオン馬となった。

    ドバイシーマクラシック(芝2410m)。ホームストレッチでインに封じ込められようとしたジェンティルドンナ。次の一瞬、騎手ライアン・ムーアは、ほんの僅かな隙間を捉えてジェンティルドンナを外に導いた。見方によっては強引とも言える手綱捌きだったが、春の世界ナンバーワン決定戦と思えば、それは正しい選択と私は思う。それにしても、そんな手綱に応えきったジェンティルドンナの仕上がりとポテンシャルの高さは、称賛しなければならないだろう。素晴らしい牝馬であることを改めて知らされた。

    ドバイからのレース映像が、とても競馬が見やすいことに気づいた人が多かったのではないか?レースに挑む競走馬の姿をきちんと収める意志があった。これは日本のGCやTV局も見習うべきである。いや、見習うよりも学ばなければいけない。こんな映像で楽しめたら、再び競馬がブームになる原動力にもなるだろう。もはや日本の競馬には、世界に通ずる名馬のタレントたちは揃っているのだから。

    日曜日の朝に目覚めると、雨が降り続いていた。午後にGCをつけると、中京の馬場は不良馬場であることを知った。それも良馬場よりも時計が5Fで4秒ほどかかる不良馬場となっていた。

    こうなると今日行われる短距離1200mのG1戦高松宮記念の様相がどうなるのかは、正確には判断も予想もつかない。こんな馬場を最も得意にするのがどの馬なのかと考えても、判断材料がないのだ。

    そんな眼線でレースを見守った。

    勝ったのは、ミルコ・デムーロ騎乗のコパノリチャード。コパノの馬は、大穴コパノリッキーのFeb.Sに続きG1連覇を果たした。勢いとはこんなものなのだろう。2着にも、前日に重賞初制覇を決めた高木登厩舎のスノードラゴンが最後に追いこんで来た。これも勢いである。

    M・デムーロは好位インから、4コーナーを廻って直線で馬場の5分処にコパノリチャードを導いて、そのまま突き抜けて圧勝した。ゴールする瞬間、手綱から両手を離し、まるで飛行機の翼のように水平に広げた。お前は月光仮面か!!とも思えたが、勝利騎手インタビューで、「日本の騎手試験に落ちてから、調子を落としていましたが、今日のG1勝利で吹っ切れました」などと言う言葉を聞くと、そうだよな、これだけの実績のあるミルコを合格させなかった方がダメなんだよなと、そう思えてきた。パイオニアのチャレンジを先例がないとすぐには認めず、様子見の1年などというせこい感覚を世界的騎手であり親日家でもあるミルコに対して持つなどというのは、騎手試験担当者の明らかなミスだと記しておこう。

    ああ、昨日から今日にかけて、少し競馬で疲れてしまった。でも面白かったのは間違いない。





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    category: 競馬

    thread: 演劇的競馬論  -  janre: 学問・文化・芸術

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    またも出品~由進作の将棋駒 

    今日、何となく覗いて見たら、またも由進作の薩摩黄楊「源兵衛清安」が出品されていた。

    おそらく27作、私が最初に由進の駒を手にしたのは第39作だから、そのときより1年ほど前に製作された駒なのではないだろうか?

    半年ほど由進の手元に置かれて、新品の状態で出品されたのは2010年の春3月だったと思う。

    現在の作品からすれば、実に初々しい印象があるが、事ここに至る進化の芽は、すでに現われている。別に私は当事者ではないが、初めて39作「古流水無瀬」を手にした頃を想い出して、どうも懐かしさを感じてしまうのだ。

    それにしても先週日曜のオークションにトウシンから出品されて、ここ1週間にも満たない間に2作が引き続いて出品されている。いずれも四国の木地師兼彫駒師光泰から入手した薩摩黄楊柾目で、当時由進が自らオークションに出品していた僅か2年の間の作品である。

    そこにはこんな共通項がある。いまだ無名の四国の駒師が出品した盛上げ駒には、多くの駒ファンは「由進?Who?」と誰もが思ったに違いない。だから高い価格の落札とはならなかった。しかし受け取った幸運者は、思わぬ拾い物に出会って満足を得ていた。

    それから3年半の歳月の間に、駒師由進の評価は激変するようにいっきに高まったのだ。とりわけ由進自身が何を仕掛けたということではなく、由進が自ら決して手を抜かず駒作りの研究努力に励み、出会った人々に誠実に作品を届け続けた結果、陰から支援の輪が少しづつ広がって、あるときから飽和点に達したということである。

    たぶん人間的な魅力が由進になかったら、同時にその作品が魅力を持ってなかったら、こんな展開にはならなかった。それだけは断言できる。

    だからこそ先週末のオークションでも、柾目の駒としてはかなりのレヴェルの高評価に繋がったのだろう。

    さらに言えば、すでに3年以上も前から由進の薩摩黄楊の盛上げ駒を入手していた一部の駒ファンには、コストパフォーマンスを考えると、手元にある駒を出品する絶好のチャンスと感じたに違いない。こんな駒ファンがいたとしても、資本主義社会においては、とりわけ不思議なことではないのだ。

    将棋駒が株の値動きのような期待をされることには、私自身は不思議な感じがするが、オークション出品者の立場を考えると、次のチャンスを得てさらにワンランク上の木地で再度入手しようかと狙っているやも知れず、それはそれでありなのだろう。

    由進は言った。「自分の納めた駒が知らない処で出品されたのは、初めての体験だったんですけど、何となく寂しいような気がするのはどうしてなんでしょうねぇ・・・」

    私は出品者に問うてみたい。「せっかく4年近くも持ち堪えていたんです。もうしばらく持っていたら、今の評価はまだ数倍になるんじゃないでしょうか?」と。でも、それは現時点ではまだ未知数である。由進(出石)ならやってくれるとは信じているが、第3者がどう考えるかまでは、正直言って判りませんです・・・ハイ。

                     20090910源兵衛清安27作    2011 7月 49作 淇洲


    ☆ふと気づいたんですが、この「源兵衛清安」も、駒師由進の記念すべき初作の駒でしょう。「淇洲」と合わせて初作の2書体が出品されているんです。うーん・・・。             



    category: 将棋駒

    thread: 極私的将棋駒の快楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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    春を届けます 

    桜の開花の便りが各地から届き始めました。

    ここ標高550mの山の地でも、ようやく庭の梅の花が咲き始めています。

                 DSCN1215.jpg

    この山中では、梅と桜は、まもなく同時に咲き誇るのです。

    今、桜はこんな状態です。 DSCN1217.jpg
     
    桃もこんな状態です。   DSCN1218.jpg もうすぐ蕾が開きます。

    水仙が、枯葉の下からいつもの如くもう花を開きました。   DSCN1219.jpg
    水仙は丈夫で、一度根づいてしまうと、毎年きちっと花を咲かせて、最初に春を知らせてくれます。ありがたい花です。  

    桜や桃が花をつけると、次は純白の雪柳や、真っ黄色の連翹が彩りを添えてくれます。

    花盛りの森が、眼の前に広がるのです。

    冬の凍りつくような寒さにじっと耐えきった池の金魚たちも、そろそろ泳ぎを活発にさせて、花盛りの森の訪れを待っているようです。
                       DSCN1220.jpg



    category: 自然

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    3月23日スプリングSと阪神大賞典 

    勤勉な石山勝敏から、やはり撮り終えたばかりのレース写真が届いた。

    3月23日。この日は、中山で最後の皐月賞トライアルスプリングS(1800m)、阪神では伝統の阪神大賞典が行われた。

    カメラマンは身一つである以上、どちらかにしか行けない。出版不況で、ITメディアはともかくとしても所謂紙某体の競馬メディアは斜陽で、今は出張費も捻出するのにヒイヒイしている。だから当然、石山勝敏は中山に向かった。

    そのゴール前。
               2014スプリングS ロサギガンティア②     2014スプリングS ロサギガンティア①

    21日のバウンスシャッセに続き、藤沢和雄調教師の管理馬M.デムーロ騎乗のロサギガンティアが、直線早目に抜け出して勝利した。

    スタートで出遅れたものの、向こう正面残り4F標辺りの勝負処から、まるで忍者のようにスルスルとインを進出。4コーナーで馬群を捌いてホームストレッチ中程に誘導し、そのまま早めに先頭に立ちゴールまで粘り切った。

    これは、M.デムーロの勝負戦法でもある忍者騎乗である。このしたたかさがM.デムーロの真骨頂の魅力なのだ。出遅れにも臆することなく、勝負処では闘える体勢に持ち込んでくる。さすがというべき技量と認めざるを得ない。

    今年は、社台R.Hの当たり年なのか?共同通信杯のイスラボニータに続き、もう1頭のトライアルの勝利馬を生み出した。勢いというのは、何故か独占されるものであるようだ。特に勝つ勢いは、次々に連鎖するように感じられるのが不思議と言えば不思議である。ロサギガンティアで皐月賞、イスラボニータでダービーを狙うのだろうか?

    2着は、ホームストレッチ坂から伸び切った戸崎圭太アジアエキスプレスだった。これまでリスボリ、ライアン・ムーアと外国人ジョッキーが騎乗して3連勝で2歳チャンプ決定戦朝日杯を勝った馬である。

    坂をものともせずに何とか伸びてきたが、戸崎圭太の騎乗には、私にはライアン・ムーアの騎乗に感じた力を溜め込んで爆発させるような起爆力を感じられなかった。3ヶ月振りの実戦でしかも本番を見据えたトライアルということもあったのだろうが、この馬の本当の良さをどう引き出すかまだ迷っている印象を持ったのだが・・。まあ、本番までに何らかの対処をしてくると信じたい。あか抜けた騎乗があれば、もう一つ魅力的な馬だと思えてならない。

    どうやら、春のクラシック戦線の様相がはっきりとしてきた。

    僅差3着のクラリティシチーまで含めた今日の3頭に弥生賞のトゥザワールド、ワンアンドオンリー、共同通信杯のイスラボニータ、そして地方馬プレイアンドリアルなどが上位を争うのだろう。ここにエアアンセムが紛れ込んでくれるとロングショットになるのだが・・・。それは私の欲目だろうな・・・。皐月賞までに、この3戦で消耗度の高かったと思われる馬を消そうと思っている。楽にトライアルをこなした馬を信用しよう。「激走の後は力は半減」このことは心にとめておきたいものだ。

                      2014スプリングS ロサギガンティア③
                    

    余談ではあるが、昨年暮れに日本に来たライアン・ムーアは凄いジョッキーである。この春になって、彼が騎乗した馬たちの復権活躍は実に印象的だ。

    阪神大賞典の勝利馬ゴールドシップの復権も、有馬記念(3着)でのライアン・ムーアの騎乗があったればこそと思えば、納得できてしまう。

    ゴールドシップは、この日走る気に満ちていた。最終追い切りでも自らの意志を持ってきちんと走り抜いていた。だから私は、負けないと思った。

    昨秋の京都大賞典からJC。明らかにゴールドシップは走ろうとする集中力に欠けていた。「どうでもいいよ」と投げやりだったようにも映った。そんな馬の気持ちに、ライアン・ムーアが有馬記念で活を入れたのだろうか?

    昨秋とは別馬のような気迫に満ちていた。ライアン・ムーアから手綱を渡された岩田康誠は、何とかそのゴールドシップをなだめ、辛うじて抑えることに成功した。ポンと出遅れるゴールドシップを好スタートさせたために、馬は最初から掛かり加減で、気を許せば暴走の危険さえもあったのだと思う。

    しかし、例え騎乗フォームが美しくなかったとしても、辛うじて抑えきれれば、その力はG1戦4勝の底力なのだ。

    4コーナーからは独走。2着以下の馬たちとは格の違いを十二分に見せつける勝利だった。

    それにしても昨秋菊花賞2着、明けて日経新春杯を勝ったサトノブレスのだらしないまでの負け方が腑に落ちないが、この阪神大賞典の2着以下の馬たちでは、おそらく春天皇賞では勝負にならないのではないか?

    まだ香港Cとの兼ね合いもあって定かではないが、もしエピファネイアやメイショウマンボなど香港に向かう予定の馬たちが春天皇賞に勢揃いしたら、とてつもなく魅惑的な天皇賞になるのだが、さてどうなのだろうか?

    いつものように、まもなく桜が咲き誇り、そのままダービーまでいっきに突き進んで行く競馬の季節が訪れようとしている。






    category: 競馬

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    オークション終了~由進作「淇洲」島黄楊柾目 

    昨夜、オークションが終わった。

    出品されていた由進作「淇洲」島黄楊柾目の駒も、晴れて新しい所有者に出会えたようだ。

    つい3年前まで、由進自身が自作駒をオークションに出品していたことも懐かしく思い出されたが、それ以後は出品されることもずっと途絶えていたこともあって、と言うよりも次々と試されるように依頼注文される駒製作に没頭せざるを得なかったのだが、それ故きめ細やかに自らの作品情報を、受け手に直接に伝えることも、その機会も、足りてはいなかったのかも知れない。

    今回主催者から出品されたことで、多くの駒ファンに、改めて駒師由進(出石)の現在の力量が伝わったのではないだろうか。

    与えられた評価も、島黄楊柾目の作品からすれば、かなり高いものだった。それは、駒師由進の作品世界への期待や応援の気持ちが込められていたのだと、私は確信する。こんなファンの心を冷めさせないためにも、由進はさらに精進するはずである。我こそはと思われる方は、遠慮なく直接にブログから連絡を取って相談すれば、希望を叶えてくれる駒師である。

    今朝起きてみると、昨夜の余波はまだ続いていた。

    駒師由進が、最初に書体を起こして「淇洲」の製作に入ったのは、2011年3月の事である。
    「淇洲」の本歌駒を探し出すまで、実は由進は危うく間違った方向へ行きかねなかった。岐阜のR氏に助言を求めたこともあった。そんな試行錯誤の果てに、遂に竹内淇洲の肉筆駒の孫駒となる伊藤四郎右衛門(淇洲の義兄)が作らせたとされる「伊藤駒」(この駒は肉筆淇洲駒を基にした盛上げ駒だった)の資料に出会い、再度、書を自らの物とするべく練り直して悪戦苦闘した結果、4か月後の7月末に遂に自らの「淇洲」初作の駒を、板目交じりの薩摩黄楊で完成させたのである。

    その後、もう一度書に手を入れ、この年の10月に2作目の「淇洲」を自らオークションに出品した。その終了を待って、手元でじっと仕上がりを確かめていた初作も、きちんと手元に置いていた中古品ですと断りを入れて出品したのだった。

    この2作の「淇洲」が、実はI県のS氏の眼に留まり、翌12年春には、第3作目の新作としてS氏のコレクションに加わってもいった。完成駒を晴れて送り届けたとき、由進が、「この駒の未来が私の未来でもあります」と言ったことを憶えている。

    さて初作の中古品として出品された「淇洲」である。この時点での知る人ぞ知るという由進の知名度レヴェルもあり、また薩摩黄楊板目交じりの盛上げ駒だったこともあって、私の記憶では、信じられぬ安価な価格評価で新しい所有者の手に渡ったのだった。

    あの頃、長い原稿を書く作業に入っていた私は、懐具合が寂しい状態だった。それでも買えるものなら私が落札したいと願ったものである。何せ、記念すべき由進「淇洲」の初作だったのだから。

    いや、それだけじゃなかった。あの頃、すでに私は「源兵衛清安」を寂しい懐具合の中で依頼していたのだ。だから泣く泣く諦めなければいけなかったのだった。うん、想い出した。だいたい物書きなんて言う者は、悪所の芸者衆と同じで、お座敷がかからなかったら単なる厄介者でしかないし、お座敷がかかって報酬があっても後先考えずに浪費してしまうものである。人生設計を考えるよりも前に、僅かでも今あるものを浪費に見せて自己投資して戯れて学び、次に備えておかないと、未来などは切り開けはしない。いくつになってもだ。いや、私のことはどうでもいい。どうせ苦笑いと泣き笑いの人生だ。

    で、あの初作の由進49作目の「淇洲」である。その駒が、今朝になってみると、何と新規に、おそらく現所有者から出品されていたのである。昨夜のトウシンオークションの高評価が、大きな刺激となったのだろうか?

    提示価格の云々は解らぬが、少なくとも最初に「淇洲」を生み出すために由進が精魂傾けてトライした作品であることは間違いない。こんな記念碑となるべき駒は、その価値を理解できる方の手元に早く渡って欲しいと願うばかりである。

    どなたか、歴史的モニュメントの先物買いを、よろしくお願いします、ハイ・・・。


                         2011 7月 49作 淇洲







    category: 将棋駒

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